ディズニーでもっと新しい世界を体験しよう!
今回紹介するのは、「魔法にかけられて」です。
ディズニープリンセス作品によくある「王道シナリオ」を覆し、それでいて面白い!さらにアラン・メンケン作曲のミュージカルシーンがどれも最高と、知られざる名作映画です。
今回はそんな【魔法にかけられて】のあらすじや見た感想をネタバレありで紹介します!
- ミュージカル映画が大好きな人
- アラン・メンケンの作曲に心惹かれる人
- メリー・ポピンズなどの、実写とアニメーションの融合に興味がある人
目次
【魔法にかけられて】を4つの項目で評価!
- 映像:
- 感動:
- 音楽:
- ストーリー:
完全ネタバレあり!【魔法にかけられて】主なあらすじを起承転結で紹介!
(起)女王の手によって現代のニューヨークへ迷い込むジゼル
©DISNEY
物語の舞台は、おとぎの国・アンダレーシア。主人公・ジゼルは国の端にある森の中の塔の上で暮らしていましたが、ある事件をきっかけにアンダレーシアの王子・エドワードと出会い、恋に落ちます。その次の日、幸せに満ちた結婚式直前でしたが、そこで自分の地位を守りたい女王・ナリッサの手により、現代のニューヨークへ追放されます。
右も左もわからないジゼルを助けたのは、弁護士でバツイチのフィリップ。一人娘のモーガンと一緒に、マンションで暮らしています。最初はジゼルを新手の売り子と勘違いし、同情心から家に招きますが・・・ジゼルは現実の世界を知りません。そのため街中で歌いだし、急に泣き出して依頼人を怒らせ、さらにはフィリップの恋人・ナンシーの目の前で勘違いさせるような言動をして激怒させる始末。フィリップはとうとう懲りてしまい、ジゼルを追い出します。
(承)ニューヨークで動くジゼル抹殺計画
©DISNEY
一方、二度とアンダレーシアに戻ってこれないよう、ジゼルを消す計画を立てるナリッサ。彼女は、家来のナザニエルをニューヨークへと遣わします・・・がナザニエルの作戦は失敗ばかり。ナリッサから渡された毒りんごを用いて命を狙いますが、時同じくジゼルを救出にきたエドワードの天然さと、ジゼルの親友でリスのピップのナイスプレイで、とことん失敗に終わる始末。
その頃、罪悪感からフィリップはジゼルにニューヨークの街並みを案内します。そこからジゼルはフィリップとナンシーの関係を聞きますが、「長々と愛を確かめ合うより直接伝えたほうがいいわ!」というジゼルらしい考えに達し、鳩に頼んでナンシーに謝罪と愛を込めたメッセージカードと花束を届けるのでした。無事ナンシーとの和解に成功したフィリップでしたが、その頃にはジゼルの優しさと純粋さに次第に心が動いていたのでした・・・。
(転)ジゼルを永遠の眠りから救うのはフィリップだった。
©DISNEY
紆余曲折しながらもジゼルの元にたどり着いたエドワード。国に帰ることを急かすエドワードとは反対に、移り変わるニューヨークの楽しさ、心優しいモーガンとの友情、そしてなによりフィリップへの愛で心がいっぱいになっていました。そして少しでも長くここにいたいという思いから、舞踏会という名のダンスパーティーへ参加することを提案するのです。
同じダンスパーティーへ来ていたフィリップとナンシー。エドワード王子とナンシーはそれぞれの恋人を誇らしげに紹介するも、想い合う故にどもるジゼルとフィリップ。二人はパートナーを交換し合うダンスでともに踊り合いますが、そこでフィリップには恋人が居ることを改めて思い知らされるジゼル。そしてしびれを切らし、姿を変えニューヨークへやってきたナリッサにたぶらかされ、「毒りんご」を自分の意志で口にし、永遠の眠りにつくことに・・・。
ナリッサ女王のやり方に嫌気が差していたナザニエルが事の真相を明かすも、「真実の愛のキス」で覚めるはずの眠りが、エドワード王子のキスでは目覚めなかったのです。そしてエドワード王子も、ナンシーも、ジゼルとフィリップが想い合っていることを悟り、互いに身を引くことに。そしてフィリップのキスにより、見事ジゼルは目を覚ましたのでした!
ですがこの展開に納得しないナリッサは、とうとう真の姿であるドラゴンに戻り、自分が引き起こした事件の一抹をジゼルになすりつけようとします。フィリップがそれを阻むと、今度はフィリップを連れ去り、タワーの頂上に上り詰めたナリッサ。追いかけるジゼルと一騎打ちになりますが、ジゼルは徐々に追い詰められていきます。しかしすぐ追いかけてきたピップの効かせた機転で、ナリッサはタワーから地上へ真っ逆さま。
(結)現実世界を選んだジゼルの選択
©DISNEY
みんながハッピーエンド。ジゼルはフィリップと結婚し、モーガンと3人で笑顔にあふれた家庭を築きます。エドワードは、互いに心が惹かれあったナンシーとともにアンダレーシアへ戻り、結婚します。またナザニエルはニューヨークで、ピップはアンダレーシアでそれぞれ自伝を出版し、話題に。みんながそれぞれの形での幸せを見つけ、こうして
「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」。
感想①【魔法にかけられて】は忘れていた心を思い出させてくれる作品
ディズニーはどんな時でも「夢と希望を忘れない」ことを示唆してきますが、特にこの作品は現代の人々が社会での生活で忘れた事を思い出せる内容になっています。
言葉にすることの大切さ、楽しく仕事をする意味、愛の本当の重要性・・・散りばめられたメッセージは語り尽くせません!
「子供向け」と思いがちなディズニー作品ですが、「魔法にかけられて」はぜひ大人の方に見て欲しい作品ですね。
感想②【魔法にかけられて】はいろんな意味ですごい実写のミュージカル映画
一つ注意しておくべきポイントとしては・・・「歌ってお仕事」のシーンです。
動き回るGの群れ、ネズミの大群、飛び回るハエちゃんたち・・・。苦手と思う人は気合を入れてこのシーンを通過しなくてはなりません(笑)。
下の動画は【歌ってお仕事】のミュージカルシーンです!
続編も決定されている【魔法にかけられて】をぜひ自分の目で!
現実もですが、夢と希望の大切さも教えてくれる「魔法にかけられて」を紹介させていただきました。
Disney+オリジナル作品として続編の製作も正式発表され、おとぎ話と現代を繋ぐ物語の繋がり方が今から楽しみですね!