こんにちは!ミキまるです!(@fry_dream)
これはいかにして、バットマンの宿敵「ジョーカー」が生まれたのか?
そういう映画だと思って見に行った・・・
そこにあったのは、
放心状態にさせてしまうほど、
魅了されてしまう映画であった!
ジョーカー観ました!
社会としてのデメリットという考えを振り切り、自らの道を歩もうとするジョーカーことアーサーに魅了されてしまいました!
R-15なのはグロ描写とかではなく、そのジョーカーのカリスマ性そして、思想に今の頭のいい子供が喚起されてしまうからなのかもしれないあー書ききれん pic.twitter.com/hWU4g9qWaE
— ミキまるBOOK’s (@fry_dream) October 4, 2019
今は、第76回ヴェネツィア国際映画祭で、金獅子賞を受賞しています。
僕の鑑賞後の思いとしては、アカデミー賞やオスカー賞などを取るのにふさわしいと思います!
個人的には、今年のベスト5位は入ると思う映画!
まあまずは、
予告からどうぞ!
予告からも分かるとおり、主人公のジョーカーことアーサーがどのようにして悪のカリスマになったのか?それを言及する超面白そうな作品です!
ですが、この映画は超胸くそ映画です!
でも僕はこういう評価をしたいと思います!
4.7/5点満点中
見た人みんながそう思うはず!
Twitterにもこんな反応が・・・
ひとつだけ私が言えるのは「ジョーカー」はかなりメンタルやられる映画なので、これを面白いの感想で終わらせる人はやられるメンタルがないのか、それとも危ない人間なんじやないかと。暴言失礼w いや、ほんと凄い映画です。まだグロッキー状態です。帰りの電車の中、隣に座ってた人が逃げましたw
— iano (@ianoianoianoo) October 4, 2019
ジョーカーやばいほんとにやばい、何みせられたの???R15だけじゃなくて精神的に安定してる人とか入れた方がいいんじゃないかな…
予告で結構観た気になってる人、その100倍やばいよ。鑑賞後拍手起こりました。感想は落ち着いてから書く。ホアキンジョーカーへ言いたい、だーれも笑ってない笑えない pic.twitter.com/Z4CGbhjezt— 柔肌⛅ (@totsuzen_kuru) October 4, 2019
ジョーカー感想
冒頭数秒で引き込まれた映画は初めてかもしれない。不穏な音楽と狂気の主人公。バットマンのジョーカー誕生というだけではない、哀しくも恐ろしい世界にどっぷりと浸かれる最高の二時間。今年見た映画の中で一番面白かったです。アメリカだけじゃなく今の日本にも刺さるんじゃないかな— まなしな (@soundwave0628) October 4, 2019
今回はそんな胸くそ映画なのにすごいと言わせている『JOKER』についての感想レビューをしていこうと思います!

目次
JOKER:概要
あらすじ
「どんなおきも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに密かに好意を抱いている。笑いある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気あふれる〈悪のカリスマ〉ジョーカーに変貌したのか?切なくも衝撃の事実が明かされる。公式サイトより
キャスト左は役名・右は役者名
- アーサー・フレック/ジョーカー(悪のカリスマ):ホアキン・フェニックス
- ペニー・フレック(アーサーの母親):フランセス・コンロイ
- マリー・フランクリン(ジョーカーの目指すコメディアン):ロバート・デ・ニーロ
- ソフィー・デュモンド(アーサーの恋人?):ザジー・ビーツ
スタッフ
- 監督・脚本・制作:トッド・フィリップス
- 原作:ボブ・ケイン/ビル・フィンガー/ジェリー・ロビンソン
- 音楽: ヒドゥル・グドナドッティル
『JOKER』評価
今回映画『JOKER』の評価はズバリ!
4.7/5点満点中
ちょっとジョーカー良すぎて
というくらいの良い映画でした!
(実際『JOKER』見に行った夜『ダークナイト』を見てしまった)

『JOKER』ネタバレ感想
この感想にはネタバレがそこまで多くはありません。
完全ネタバレが見たい方は別のブログへ!
まずは、見た後に思う気持ちの話から・・
これはやべえ
が始めに思った感想でした!
だけど、
この映画は、
みんな楽しい!みんな幸せ!みんな感動!
そんなことは一切ありません!
超胸くそ悪い映画です!
じゃあ何を持ってすごいと思ったのか?
それは、
- 感情移入の異常さ!
- 演技の素晴らしさ!
この2点において素晴らしいと思って見入ってしまいました!
ここからは、この2点について詳しく話していこうと思います!
みんな思う節があるような感情に移入してしまう
まずジョーカーになる未来が
待っているアーサーの環境を紹介します。
アーサーは、貧しい生活を母親としていて、
資金繰りのために、大道芸人としてピエロをやっています。
しかし、脳の障害により、
発作のごとく、
笑ってしまうという病気
を持っていました。
そのため、子どもや大人から、
自分たちと違う存在からバカにされ、
いじめられ、無視される始末。
これが、アーサーの状態です。
こんなアーサーの環境に同情しない人は
まずいないと思いたい!
なにか思う節がある人は、
より強く同情できるはず!
さらには、
ある事件によってアーサーは人を殺してしまいます!
そのことがきっかけで、
自分の存在をたまたま世間に知らしめ、
自分が存在する意味を見いだし始めるアーサー。
そこから、悪い方向に
自分の存在意味や生きる目的を
見いだしていく。
これは、人間の承認欲求である。
承認欲求とは
・みんなに認めてもらう事
・他の誰かに認められたいこと。
である。
でも、その事を
あこがれのコメディアンのマリーは否定をしていく。
社会で生きている以上、
法や規則を破るのは間違い。
人間のすることではない。と・・
でも僕は悪い方向に承認欲求にアーサーは
いっていないと思う。
マリーが言っていることは我々、
社会に縛られている人間の思うことである。
見ている人の中には、
・テストで上の点数を取ること
・上司から評価をもらうこと、
他にも、好きな人に良く思われたいと
思う人は多いかも知れない!
でも、それは、殺人や違法をして注目を集めること。
これも決して
同じ承認欲求と変わらないのではないでしょうか?
これをジョーカーとなった瞬間に言ったことの意味だったのだろう・・・
こういった事を2時間かけて見させられると、
感情はヤバい方向へ持って行かれる。
つまり、ジョーカー信者が現れても
問題ないようなグッと胸に刺さる作品であった。
だからこそ言いたい!
これは、R-15で良かった!
本当は、グロ描写を見させないために
制限したのだろう。
けど僕はこう考えている。
精神が確立されてない
小学生の心にこの悪のカリスマの考えを
植え付けてしまう可能性がある
この『JOKER』という作品は
危ないと考えた上での
判断であろうとも思えてくる。
そう思えるくらいやっぱりこの作品には、
強いメッセージ性がある!
そして辛いそんな作品だ!
感情移入を助けるホアキン・フェニックスの演技
感情移入をさせるにも
映像だけでは伝えるのに限界がある。
そうしたときに、
より強く感情移入させるには、
演者の身を削った演技が必要であると思う。
今回は、これをまさに痛感した映画であった。
誰よりもホアキン・フェニックスの演技は
ずば抜けていた。
みんな思うシーンは違うかも知れないが、
僕が思ったのは、
笑いのシーン
アーサーは、脳の障害から、
病気で突然笑い出すという病気を抱えていました。
その笑いには、見事なまでに悲しさが見える笑いでした。
あの笑いは不気味で、
笑いがこんなに悲しいのかと
思うのは今回が初めてでした。
笑いたくないのに病気のせいで
笑ってしまう辛さと
母ペニーの
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という。
どこでこの辛さを解消できるのか
八方ふさがりのアーサーの
辛いように見せる演技が素晴らしかった。
しかも、
体は貧しさを表すようなガリガリの体に・・
その体を猫背にして
靴を引っ張るアーサーを
背中側から撮るアングルには、
悲しさが強く表現されていました。
そこからのジョーカーに
目覚めたアーサーの演技は
打って変わって
何かとすがすがしく、
怒りたいときに怒り、
楽しみたいときに楽しむ、
まるで生きている良かった
と思わせる演技に、
さっきまでのアーサーはどこ行った?
と思わされました!
ジョーカーは、
バットマンシリーズを経て
いろいろな役者さんが務めて来ましたが、
とも思えました!
終わりに・・ジョーカーはこういう映画
感情が不安定な人にはおすすめできない。
逆に言うとそれほどすごい映画であると言うこと。
個人的には、今年のベスト5位は入ると思う映画!
今回は以上です!

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以上ミキまるでした。(@fry_dream)